緊 急 情 報 |
平成24年12月13日
安全情報No27/2012
各種犯罪に対する注意喚起
安全情報No.25で皆様にお知らせしているように、誘拐事件及び警察と犯人グループの銃撃戦が発生し、犯人グループの一部が逃走しています。また、11月には日本人学校のスクールバスが不審なバイクに車内の様子を覗われるという事案も発生しています。更には、詐欺まがいの不審電話が頻繁にかけられているようです。これから年末にかけまして、州知事選挙や大統領の健康問題もあり、更なる治安の悪化も予想されるところです。在留邦人の方々は下記の注意事項をご参照頂き、引き続き、移動等の際や不審電話には十分注意してくださるようお願い申し上げます。
記
1.移動の際の注意事項(誘拐に関する注意事項は下記に加え安全情報No.25を参照)
(1)
不要不急の夜間早朝の外出は控えること。特に、近距離であっても夜間早朝の徒歩による移動は控える。
(2)男性二人乗りのバイクや複数台が連なっているバイクには十分注意し、可能な限り近づかない。
2.不審電話や不審メールに対する注意事項
(1)電話に出る際は、相手が確実にわかっている場合を除いては、氏名、勤務先、肩書き、連絡先、生年月日、家族構成等の個人情報を絶対に言わないように注意し、通話の相手がわからない電話については無視して、すぐに電話を切るようにしてください。また、相手がわかっていたとしても不用意にメール等で個人情報を送らないようにして下さい。誘拐事件や詐欺事件に利用される可能性もあります。
(2)プレゼントの当選を偽ったり、政府高官を装って不審電話が掛けられてくるケースが見受けられます。電話の真偽に少しでも疑念がある場合は、インターネットや公開情報等で相手先電話番号を調査して、かけ直す等の用心が必要です(相手が言う番号を鵜呑みにしないこと)。また、不審なメールに対しても、個人情報や写真等を返信しないように注意して下さい。
(3)不審電話や不審メールに対するこれらの対応については、ご家族や会社の現地職員等にも十分注意喚起して下さい。
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平成24年12月13日
安全情報No26/2012
州知事・州議会議員選挙に伴う注意喚起
12月16日(日)、
ベネズエラ各地において州知事・州議会議員選挙が行われます。これに伴い、道路の一時封鎖や対立候補支持者との衝突の可能性があり、また選挙後は選挙結果に不満を持つ陣営が暴動等を起こす可能性もあります。つきましては、下記情報をご参照頂き,外出される際には、注意をお願いいたします。
記
1.投票日
平成24年12月16日(日)
2.注意事項
(1)大統領選挙前の9月13日には、カプリレス野党統一候補の選挙遊説先のカラボボ州プエルト・カベージョ空港付近において、チャベス大統領の支持者数名がカプリレス野党統一候補の支持者に対して、投石や車を燃やす等の行為を行い、十数名の負傷者が出た他、現地取材に来ていたメディア関係者のカメラ等が強奪されました。
また、3月4日にも、カプリレス野党統一候補がカラカス首都区リベルタドール市コティサ地区において遊説中、チャベス派住民とカプリレス派住民で乱闘騒ぎが勃発し、複数の住民による発砲事件が発生しています。
(2)大統領選挙後は、小規模なデモ等はあったものの、暴動には到っておりませんが、今回の州知事・州議会議員選挙では、大統領選挙の際ほどは軍隊や警察の警戒は行われないとの情報もあります。
(3)投票日前後におきましては、以下の点に十分注意してください。
●各候補者の支持者が集合している場所には近づかない。
●群衆が集まる可能性あるが場所にはできる限り近づかない。
●不要不急の外出は極力控える。
●外出前には事前にテレビやラジオ等で外出先等の情報収集をする。
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平成24年12月11日
安全情報No25/2012
当地トルコ大使館外交官誘拐事件
12月10日午前0時頃,カラカス首都区バルータ市ラス・メルセデス地区ラ・シンタ通りで当地トルコ大使館外交官が誘拐される事件が発生しました。下記情報をご参照頂き,十分注意をお願いいたします。
記
1.発生日時
平成24年12月10日(月)午前0時頃
2.発生場所
カラカス首都区バルータ市ラス・メルセデス地区ラ・シンタ通り
3.状況
(1)犯人は被害者を誘拐しましたが,同人が外交官であることが分かったため解放しました。同人はバルータ市警察官に本件を通報したことから事件が発覚しました。
(2)犯人は同人の携帯電話(GPS機能付き)を奪って逃走したことから,警察は右機能で追跡を行ったところ,チャカオ市に犯人がいることを特定しました。
(3)警察は同市ロス・パロス・グランデス地区で犯人を発見,その場で銃撃戦となり,誘拐犯1名が死亡,警察官2名が怪我を負いました。残りの誘拐犯4名はスクレ警察のパトカーを奪い逃走しました。また,犯人は自動小銃,ライフル,手榴弾を所持していたほか,犯行に使用した車内には,別に誘拐された5名の被害者が乗っていたとのことです。
4.注意事項
(1)不要,不急の夜間の外出を控え,時間帯や場所に限らず単独行動は避けて下さい。また,当国においては,完全に安全な時間,場所はないということを改めて認識して行動して下さい。
(2)一番の誘拐防止策は,相手に油断や隙を見せないことです。したがって,行動するときは必ず「用心を怠らない」,「行動を察知されない」,「目立たない」の3原則を厳守することが大切です。具体的には以下の通りです。
●「用心を怠らない」
単独行動を避けると共に,常に周囲の状況に注意しながら行動して下さい。無警戒に行動すると誘拐犯にねらわれるおそれがあります。
●「行動を察知されない」
毎日同じ行動(経路や時間帯)をとると,相手側に犯行に及びやすい場所で待ち伏せ等されますので,パターンを変えた行動をとることが大切です。
●「目立たない」
派手な衣装や高価な装飾品,バッグ等を持ち歩くのは危険です。腕時計等も,日本人は高価な腕時計をしているというイメージを持たれているので,身につけるのは危険です。
(3)誘拐の際,犯人は多くの場合下見を行いますので,被害防止のためには,その兆候を素早く発見することが大切です。普段と変わった周囲の状況は無いか(同じ人物,同じ車が後をつけてくる等)確認して下さい。何か普段と異なる状況を発見した場合には,所属団体・組織の警備担当者とご相談して頂くほか,日本大使館に連絡して下さい。
(4)自動車運転中は,車の前後を挟まれないように前方車両と十分な車間距離をとるようにして下さい。
(5)人通りのない道路等で,警察又は国家警備軍の制服を着た警察官が検問をしていることがありますが,これが警察官に変装した誘拐犯であることや,中には警察官自身が誘拐犯であることも少なくありません。したがって,その場からどこか別の場所に警察官と一緒に移動を命じられたときでも,動向に注意し,少しでもおかしいと感じた場合は,可能であれば逃げるようにして下さい。
(6)短時間誘拐(被害者を一時的に拘束し,キャッシュカードなどで現金を引き出させ,現金を手に入れた後,解放する犯罪)も発生しており,日本人も被害に遭っています。キャッシュカードやクレジットカードは必要時以外は持ち歩かないなど,十分注意して下さい。
(7)誘拐や強盗に遭遇した場合のために,ある程度の現金を携帯し,万が一被害に遭った場合は,それを渡すようにし,身の安全を第一に考え,絶対に抵抗しないようにして下さい。
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平成24年11月16日
安全情報No24/2012
当館ビル前路上において発砲事件が発生
16日午前11時40分頃,カラカス首都区チャカオ市ラ・カステジャーナ地区の当館ビル前路上において、逃走中の強盗犯による発砲事件が発生しています。下記情報をご参照頂き,十分注意をお願いいたします。
記
1.発生日時
平成24年11月16日(金)午前11時40分頃
2.発生場所
カラカス首都区チャカオ市ラ・カステジャーナ地区、バンカラカスビル前路上(バンカラカスビルとクリニカ・サニタスの間の通り)
3.状況
(1)けん銃を所持した2人組の犯人がフランシスコ・ミランダ大通りにおいて,ミニバスの強盗を企てたが失敗し,付近にいた警察官等に追われ当館ビル方向へ逃走中,当館ビル前路上において,けん銃を数発発砲しましたが,その場で警察官に取り押さえられました。本件で,犯人1名が負傷していますが,通行人等にけが人はありませんでした。
(2)また,犯人は手榴弾を所持していたとのことです(手榴弾の真偽については調査中)。
4.注意事項
最近では、これまで治安が良いとされ多くの日系企業のオフィスがある当館周辺の地域におきましても、8月には当館が入居するバン・カラカスビル前において強盗殺人事件(安全情報No.19参照),9月には当館から約100mのところにあるトレ・バンコ・ララビル前において日系企業現地職員被害のけん銃使用強盗事件(安全情報No.21参照)が発生する等凶悪事件が多発していますので、十分注意してください。
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平成24年10月25日
安全情報No23/2012
カラカス首都区における誘拐事件の多発
カラカス首都区において誘拐事件が多発しています。下記情報をご参照頂き,十分注意するようお願いいたします。
記
1.ベネズエラのカラカス首都区では,現地報道によれば,1日平均約4件の誘拐事件が発生しており,本年は,10月中旬までに512件の誘拐事件(短時間誘拐も含む)が発生しているともいわれています(ベネズエラ警察の非公式データ)。
2.カラカス首都区では,特に,本年1月に駐ベネズエラ・メキシコ大使夫妻が誘拐され(2月3日付スポット情報参照),4月には駐ベネズエラ・コスタリカ大使館館員が誘拐される(4月16日付スポット情報参照)など,外交官が標的となる誘拐事件が昨年以来相次いで発生しています。これ以外にも,本年1月以来,襲撃や強盗,恐喝等,一歩間違えれば誘拐事件に発展する事件もほぼ毎月のように発生し,在留邦人や当地の外交団関係者を含め被害に遭っています。
3.ベネズエラにおける誘拐事件は,車に乗り込もうとした際にけん銃を突きつけて車に押し込み連れ去る手口,及び走行中の被害者車両を急停車させ,前後を別の車で挟んで動けない状態にした上でけん銃を突きつけ車ごと連れ去る手口が大半を占めています。犯行時間については,以前は夜間から深夜の時間帯に被害者をねらったものが主でしたが,最近は昼間でも発生しており,特定の時間帯に集中していないのが特徴です。したがって,ベネズエラでは終日にわたって誘拐を警戒して行動することが大切です。
4.在留邦人の皆様におかれては,上記3の傾向に留意し,最新の治安関連情報の収集に努めつつ,以下の誘拐防止対策を心掛けて下さい。
(1)不要,不急の夜間の外出を控え,時間帯や場所に限らず単独行動は避ける。また,当国においては,完全に安全な時間,場所はないということを改めて認識して行動して下さい。
(2)一番の誘拐防止策は,相手に油断や隙を見せないことです。したがって,行動するときは必ず「用心を怠らない」,「行動を察知されない」,「目立たない」の3原則を厳守することが大切です。具体的には以下の通りです。
●「用心を怠らない」
単独行動を避けると共に,常に周囲の状況に注意しながら行動して下さい。無警戒に行動すると誘拐犯にねらわれるおそれがあります。
●「行動を察知されない」
毎日同じ行動(経路や時間帯)をとると,相手側に犯行に及びやすい場所で待ち伏せ等されますので,パターンを変えた行動をとることが大切です。
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平成24年10月3日
安全情報No22/2012
大統領選挙に向けた安全対策について
10月7日(日)の大統領選挙当日及び選挙後に暴動等の非常事態が発生する可能性もありますので、不測の事態に備え、安全対策をしておくことが重要です。下記の情報をご参照頂き、ご準備をお願いいたします。
記
1.大統領選挙日時
平成24年10月7日(日) 投票時間:6時〜18時まで
2.大統領選挙に向けた事前準備
暴動等の非常事態発生時には、一定期間自宅待機が必要となることも想定されますので、水、食料、医療品、燃料等の必要と思われる物資の備蓄を準備しておいてください。なお、アルコール類の販売は5日(金)午後6時から8日(月)午後6時まで禁止となっていますのでご注意ください。
3.緊急時の持ち出し品
旅券、現金、貴重品等は緊急時にすぐに持ち出せるように保管しておいてください。避難に際して持ち出す物は事前に各自でリストアップし、準備しておいてください。
4.緊急事態となった場合
関連情報の把握に努めるとともに、自らの判断により状況に応じた退避や自宅待機をしてください。
当大使館は邦人保護に万全を期するため、所要の情報収集、情勢判断及び対策の策定を行い、電話利用が可能な場合は、各団体等が作成している「緊急連絡網」を通じてお知らします。
電話回線が使用できない場合には、NHKワールド・ラジオ日本などにより連絡を行うことを予定しております。
(NHKワールド・ラジオ日本)
21:30〜23:30 11935KHz
3:30〜 4:30 5970KHz
4:30〜 5:30 9795KHz
12:30〜14:30 9835KHz
17:30〜19:30 15265KHz
5.心構え
緊急事態が発生した際には、当大使館としては可能な限り在留邦人の皆様に情報を提供するとともに、全力でその対応に当たりますが、そのような状況下では、まず各人が責任をもって自己の安全対策に万全を期することが必要です。テレビや新聞等にて必要な情報収集に努めるとともに、他の邦人の方々との連絡を取り合う等、準備をしておいてください。
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平成24年10月3日
安全情報No21/2012
大統領選挙キャンペーンに伴う道路封鎖や対立候補支持者同士の衝突の可能性ついて
10月4日(木)、チャベス大統領支持者グループが、カラカス首都区リベルタドール市アベニーダ・ボリバル周辺に集合し、選挙キャンペーンを行う予定となっています。付近の道路の一時封鎖や対立候補支持者との衝突の可能性があります。つきましては、下記情報をご参照頂き,外出される際には、注意をお願いいたします。
記
1.予定日時
平成24年10月4日(木)
※
午前10時頃に集合、午後にチャベス大統領の演説が行われる予定ですが、地方から多数の参加者が集まる可能性もありますので、早朝から夜間まで十分ご注意下さい。
2.注意事項
9月13日には、カプリレス野党統一候補の選挙遊説先のカラボボ州プエルト・カベージョ空港付近において、チャベス大統領の支持者数名がカプリレス野党統一候補の支持者に対して、投石や車を燃やす等の行為を行い、十数名の負傷者が出た他、現地取材に来ていたメディア関係者のカメラ等が強奪されました。
また、3月4日にも、カプリレス野党統一候補がカラカス首都区リベルタドール市コティサ地区において遊説中、チャベス派住民とカプリレス派住民で乱闘騒ぎが勃発し、複数の住民による発砲事件が発生しています。
今回も同様の事態の発生が予想され、また、今回は選挙キャンペーンの最終日ということもあり、アベニーダ・ボリバル周辺以外の地域におきましても、対立候補支持者同士の衝突や熱狂的な支持者による各種違法行為等が予想されることから十分な注意が必要です。 |
平成24年9月27日
安全情報No20/2012
大統領選挙関連の行進に伴う道路封鎖や対立候補支持者同士の衝突の可能性ついて
9月30日(日)、カプリレス野党統一候補支持者グループが選挙キャンペーンで、カラカス首都区内7箇所からリベルタドール市アベニーダ・ボリバルへ向けて行進する予定になっており、道路の一時封鎖や与党PSUV支持者との衝突の可能性があります。つきましては、下記情報をご参照頂き,外出される際には、注意をお願いいたします。
記
1.予定日時
平成24年9月30日(日)午前10時頃から
2.支持者行進ルート
(1)エル・パライソ地区〜アベニーダ・ボリバル
(2)サン・マルティン地区〜アベニーダ・ボリバル
(3)サンタ・モニカ地区〜アベニーダ・ボリバル
(4)プラサ・ベネズエラ〜アベニーダ・ボリバル
(5)チャカイト地区〜アベニーダ・ボリバル
(6)ラス・メルセデス地区〜アベニーダ・ボリバル
(7)チャカオ地区〜アベニーダ・ボリバル
3.注意事項
9月13日には、カプリレス野党統一候補の選挙遊説先のカラボボ州プエルト・カベージョ空港付近において、チャベス大統領の支持者数名がカプリレス野党統一候補の支持者に対して、投石や車を燃やす等の行為を行い、十数名の負傷者が出た他、現地取材に来ていたメディア関係者のカメラ等が強奪されました。
また、3月4日にも、カプリエレス野党統一候補がカラカス首都区リベルタドール市コティサ地区において遊説中、チャベス派住民とカプリレス派住民で乱闘騒ぎが勃発し、複数の住民による発砲事件が発生しています。
今回も同様の事態の発生が予想されることから、当日の外出には十分注意してください。
また、上記行進ルートにつきましては、当日、突然の変更等も予想されますので、上記ルート以外の場所につきましても、注意が必要です。 |
平成24年9月20日
安全情報No19/2012
ラ・カステジャーナ地区において強盗事件が発生
9月12日午前12時頃,カラカス首都区チャカオ市ラ・カステジャーナ地区において、けん銃使用の強盗事件が発生しています。下記情報をご参照頂き,十分注意をお願いいたします。
記
1.発生日時
平成24年9月12日(水)午前12時頃
2.発生場所
カラカス首都区チャカオ市ラ・カステジャーナ地区
トレ・バンコ・ララビル前(日本大使館から約100m、ラ・エスタンシアの
向かい側)
3.状況
(1)当地日系企業の現地職員(以下被害者)が、上記ビル内の銀行ATMから現金を引き出し出てきたところ、バイクに乗った二人組のうちの1名が被害者に近づき、上着に隠し持っていたけん銃を見せて金品を要求しました。
(2)被害者がATMから引き出したばかりの現金400ボリバルを犯人に渡しましたが、犯人が「もっとあるだろう」と更に要求してきたことから、被害者は400ボリバルを引き出したことが記載されているATM発行の明細書を犯人に見せたところ、犯人は納得しました。その後、犯人は被害者のポケットの中に手を入れ、ポケット内の携帯電話2台を強奪し、バイクで逃走しました。
(3)事件当時、付近には多数の通行人等がいたそうですが、事件に巻き込まれたくないためか、助けてくれる者はいなかったということです。
4.注意事項
安全情報No18でお知らせしていますが、ラ・カステジャーナ地区では、8月21日、日本大使館が入居するビルの前で強盗殺人事件が発生しています。これまで、カラカス首都区においては比較的治安の良いとされていた同地区においても、この様に白昼堂々とけん銃使用の強盗事件が起こっていますので、次の点に十分注意してください。
○銀行やATMへの出入りはできる限り避け、出入りの必要がある場合は単独での行動は避け、周囲の状況に十分注意する。
○銀行の出入りに限らず、普段から男性二人乗りのバイクには十分注意する。
○強盗に遭遇した場合のために、ある程度の現金を携帯して、万が一の場合はそれを渡すようにする。絶対に抵抗しない。落ち着いて冷静に対処する。 |
平成24年9月13日
安全情報No18/2012
大統領選挙遊説に伴う対立候補支持者同士の衝突ついて
9月13日(水)、カプリレス野党統一候補の選挙遊説先のカラボボ州プエルト・カベージョ空港付近でチャベス大統領の支持者がカプリレス野党統一候補の支持者に対し、投石を行う等の暴力事件が発生し負傷者十数名が出ています。今後とも、同様の衝突が国内各地で発生する可能性があります。つきましては、下記情報をご参照頂き,外出される際には、注意をお願いいたします。
記
1.発生日時
平成24年9月13日(水)午前
2.発生場所
カラボボ州プエルト・カベージョ空港付近
3.衝突の内容
カプリレス野党統一候補の選挙遊説のために到着予定であったカラボボ州プエルト・カベージョ空港付近において、待ち伏せしていたチャベス大統領の支持者数名がカプリレス野党統一候補の支持者に対して投石や車両を燃やす等の行為を行い、十数名の負傷者が出た他、現地取材に来ていたメディア関係者のカメラ等が強奪されました。
4.注意事項
3月4日にも、カプリエレス野党統一候補がカラカス首都区リベルタドール市コティサ地区において遊説中、チャベス派住民とカプリレス派住民で乱闘騒ぎが勃発し、複数の住民による発砲事件が発生しています。
今後、10月7日の投票日以降までは、各地で同様の衝突が起こる可能性が高くなり大変危険です。本件のような事件に巻き込まれないよう、次のような場所へは近づかないよう注意して下さい。
○各大統領選挙候補者の遊説場所専
○各大統領選挙候補支持者が集まる場所
○選挙キャンペーンを行っている場所 |
平成24年9月11日
安全情報No17/2012
高速道路上において強盗未遂事件が発生
10日午後6時10分頃,カラカス首都区スクレ市の高速道路上で在留邦人の方が乗用車で帰宅途中、けん銃を所持したバイクに乗った二人組からけん銃を突きつけられるという強盗未遂事件が発生しています。下記情報をご参照頂き,十分注意をお願いいたします。
記
1.発生日時
平成24年9月10日(月)午後6時10分頃
2.発生場所
カラカス首都区スクレ市アウトピスタ(フランシスコ・ファハルド)道路上
アベニーダ・プリンシパル・カウリマレからフランシスコ・ファハルドに流入してすぐの地点
3.状況
(1)10日午後6時10分頃、駐在員が勤務先から乗用車で帰宅途中、高速道路上で渋滞に巻き込まれて停車したところ、二人乗りのバイクが助手席側に停車し、窓ガラスをを叩いてけん銃のようなものを突きつけてきました。
(2)駐在員は、どのような行動をとれば良いのかとっさには判断できず、一瞬躊躇していたが、身の危険を感じたことから、ギアをパーキングに入れ、降車しようとしたところ、バイクはその場から立ち去っていました。
(3)犯人グループが金銭、車両のいずれを要求していたのかは判然としなませんが、けん銃のようなものを所持していたことは、ほぼ間違いないということです。
4.注意事項
最近では、深夜、早朝以外の時間帯における事件も目立っています。また、スクレ市は当国でも非常に治安が悪いペタレ地区が所在しており、最近特に、同地区から犯罪者が活動の場を求めて流出しているようです。同市(特にペタレ地区から比較的近い場所)における行動には特に注意が必要です。
次の点に十分注意して被害を未然に防ぐようにして下さい。
○当国においては、完全に安全な時間、場所はないということを認識して行動する。
○男性二人乗りのバイクには十分注意する。
○強盗に遭遇した場合のために、ある程度の現金を携帯して、万が一の場合はそれを渡すようにする。絶対に抵抗しない。 |
平成24年8月21日
安全情報No16/2012
大使館ビル前において強盗殺人事件が発生
午前10時30分頃,カラカス首都区チャカオ市ラ・カステジャーナ地区の日本大使館の入居するビルの前で、けん銃使用の強盗殺人事件が発生しています。下記情報をご参照頂き,十分注意をお願いいたします。
記
1.発生日時
平成24年8月21日(火)午前10時30分頃
2.発生場所
カラカス首都区チャカオ市ラ・カステジャーナ地区
バンカラカスビル前(日本大使館入居、マクドナルドの向かい)
3.状況
詳細については、現在、捜査中で不明ですが、被害者2名が銀行から出た後、けん銃を所持した2人組の犯人に襲われました。被害者は抵抗し、被害者のうち1名が殺害され、もう1名が負傷しました。犯人2名はバイク2台で逃走中です。
4.注意事項
本件は、昼間の人通りも非常に多い時間帯の事件です。また、発生場所は、大使館所在のビルの前の事件であり、また、邦人企業も多数所在する地区で、カラカス首都区においては比較的治安の良いとされているところです。
本件の詳細については不明ですが、次の点に十分注意してください。
○当国においては、完全に安全な時間、場所はないということを認識して行動する。
○不用意に銀行やATMには近づかない。
○外出する際は単独での行動は控え、ある程度の集団で行動する。
○強盗に遭遇した場合のために、ある程度の現金を携帯して、万が一の場合はそれを渡すようにする。絶対に抵抗しない。
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平成24年7月2日
安全情報No15/2012
邦人企業社用車に対するに襲撃事件
6月30日(土)未明,カラカス首都区リベルタドール市内において、当地邦人企業社用車がけん銃を所持したグループに襲撃されるという事件が発生しました。下記情報をご参照頂き,注意をお願いいたします。
記
1.発生日時
平成24年6月30日(土)午前1時頃
2.発生場所
カラカス首都区リベルタドール市ラ・カンデラリア地区
3.状況
(1)当地邦人企業の現地職員(運転手)が社用車で、駐在員を自宅まで送り届けた後、高速道路(コタ・ミル)で運転手の自宅であるラ・カンデラリア地区へ向かっていた。
(2)その後、コタ・ミルから後ろを走って来た車(カムリ、ナンバーなし)に信号待ちで停車中に軽く追突されたが、現地職員はその場で車を降りるのは危険と感じたことから、そのまま社用車を自宅方向へ走らせ、途中、携帯電話で自宅の兄に電話し、ガレージを開けておくように依頼した。
(3)犯人グループは社用車がガレージに入ったのを確認すると、すぐに車から降りてけん銃を数発発砲してきたので、現地職員と自宅の兄がけん銃で応戦したところ、犯人グループはその場から逃走した。
4.注意事項
本件は一歩間違えれば、誘拐事件、自動車強盗事件となった可能性があり、改めて深夜時間帯の行動の恐ろしさを痛感させられる事件です。
また、今回は、現地職員が機転を利かせ、追突された際に車から降りなかったことが被害の拡大につながらなかったことになります。
今回のように、自動車事故を装って相手を車から降ろし、誘拐、自動車強盗を敢行するということは当国ではよくあることのようです。当国では交通事故の際は、その場で警察官を待つように義務づけられています。しかしながら、相手が故意に車をぶつけてきたと思われるような場合には、時間、場所に応じた行動をとることが重要です。改めて、以下のことに十分に注意し、被害を未然に防ぐようお願いします。
○夜間の行動は極力避ける。(夜間のコタ・ミルは犯罪の多発地帯である。)
○走行中及び車の乗降時に周囲に十分注意する。
○交通事故を装って、誘拐、自動車強盗を行う場合があるということを頭に入れておく。
○強盗に遭遇した場合は絶対に抵抗しない。

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平成24年6月25日
安全情報No
14/2012
邦人企業関係者に対するに強盗事件(自動車強盗)
6月24日(日)早朝,カラカス首都区チャカオ市内のアビラ山の登り口であるサバス・ニエベス地区において、当地邦人企業現地職員がけん銃を所持した犯人グループに襲われ、車と現金等を強奪される事件が発生しました。下記情報をご参照頂き,注意をお願いいたします。
記
1.発生日時
平成24年6月24日(日)午前5時45分頃
2.発生場所
カラカス首都区チャカオ市サバス・ニエベス地区(アビラ山の登り口)
3.状況
(1)午前5時45分ころ、当地邦人企業の現地職員がアビラ山に登山するため、自家用車を駐車し、車のトランクから荷物を取り出そうとしていたところ、けん銃を所持した二人組から車とウエストポーチ(現金、クレジットカード、携帯電話等在中)を渡すように言われました。
(2)現地職員は抵抗せず、車と所持品を渡したことから、幸いにもけがはありませんでした。
(3)犯人は二人組で、両名ともけん銃を所持しており、現場にはフォード・フェスタ(濃紺色)という車で現れたということでした。
4.注意事項
このところ、邦人企業関係者等が被害に遭う自動車強盗事件がほぼ毎月のように発生しています。
また、最近特に、早朝の時間帯での自動車強盗の発生が目立っています。早朝は車が渋滞しておらず、逃走が容易であることから、自動車強盗犯にとっては犯行が容易であると考えられます。夜間の行動に注意することはもちろんのことですが、早朝の時間帯におきましても、以下のことに十分に注意し、被害を未然に防ぐようお願いします。
○早朝で、道路や施設が混んでいないからといって安易に考えての行動はしない。
○走行中及び車の乗降時に周囲に十分注意する。
○単独での行動は避け、できる限り集団で行動する。
○強盗に遭遇した場合は絶対に抵抗しない。
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平成24年6月11日
安全情報No
13/2012
大統領選挙関連の遊説・行進に伴う道路封鎖や対立候補支持者同士の衝突の可能性ついて
6月11日(月)、チャベス大統領の時期大統領選挙立候補登録の事前運動として、本日ディエゴ・イバラ広場で演説、午後4時頃、立候補登録をする予定になっています。チャベス大統領支持者がディエゴ・イバラ広場(セントロ地区)に集まる予定であり、付近における道路の一時封鎖や統一野党候補支持者との衝突の可能性があります。つきましては、下記情報をご参照頂き,外出される際には、注意をお願いいたします。
記
1.予定されている日時
平成24年6月11日(月)正午ごろから
2.遊説・行進場所
(1)チャベス大統領
ミラフローレス〜ディエゴ・イバラ広場(演説予定)〜選挙登録
(2)支持者
各地〜ディエゴ・イバラ広場
3.注意事項
3月4日には、カプリエレス野党統一候補がカラカス首都区リベルタドール市コティサ地区において遊説中、チャベス派住民とカプリレス派住民で乱闘騒ぎが勃発し、複数の住民による発砲事件が発生しており、今回も同様の事態の発生の可能性があることから、本日のセントロ地区付近における外出には十分注意してください。
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平成24年6月6日
安全情報No
12/2012
大統領選挙関連の遊説・行進に伴う道路封鎖や対立候補支持者同士の衝突の可能性ついて
6月10日(日)、カプリレス野党統一候補が大統領選挙立候補登録の事前運動として、パルケ・デル・エステからプラサ・カラカス(セントロ地区)までの10数キロを遊説、さらに、同候補の支持者グループが首都区内8箇所からプラサ・カラカスへ向けて行進する予定になっており、道路の一時封鎖や与党PSUV支持者との衝突の可能性があります。つきましては、下記情報をご参照頂き,外出される際には、注意をお願いいたします。
記
1.予定日時
平成24年6月10日(日)午前9時頃から
2.遊説・行進場所
(1)カプリレス野党統一候補遊説ルート
パルケ・デル・エステ〜フランシスコ・デ・ミランダ通り〜フランシスコ・ソラノ通り〜グラン・アベニーダ通り〜リベルタドール通り〜メキシコ通り〜レクナ通り〜プラサ・カラカス
(2)支持者行進ルート
?@ラ・パス地区〜プラサ・カラカス
?Aサンタ・モニカ地区〜プラサ・カラカス
?Bエル・レケレオ地区のプラサ・ベネズエラ〜プラサ・カラカス
?Cラ・カンデラリア地区のベジャス・アルテス〜プラサ・カラカス
?Dパルケ・デル・エステ〜プラサ・カラカス
?Eアルタ・グラシャ地区のプラサ・ホセ・マルティ〜プラサ・カラカス
?F 地下鉄チャカイト駅〜プラサ・カラカス
?G ラス・メルセデス地区のアベニーダ・プリンシパル〜プラサ・カラカス
3.注意事項
3月4日には、カプリエレス野党統一候補がカラカス首都区リベルタドール市コティサ地区において遊説中、チャベス派住民とカプリレス派住民で乱闘騒ぎが勃発し、複数の住民による発砲事件が発生しており、今回も同様の事態の発生が予想されることから、当日の外出には十分注意してください。
また、上記遊説・行進ルートにつきましては、当日、突然の変更等も予想されますので、上記ルート以外の場所につきましても、注意が必要です。
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平成24年6月4日
安全情報No
11/2012
当館関係者に対するに強盗事件(自動車強盗)
6月2日(土),カラカス首都区スクレ市サンタ・エドゥビヒス地区路上において、当館関係者(男性現地職員)がけん銃を所持した男に襲われ、車と所持品を強奪される事件が発生しました。下記情報をご参照頂き,注意をお願いいたします。
記
1.発生日時
平成24年6月2日(土)午前7時頃
2.発生場所
カラカス首都区スクレ市サンタ・エドゥビヒス地区路上
3.状況
(1)午前7時ころ、当館男性現地職員が自家用車を運転し、チャカオ市サンタ・エドゥビヒス地区所在のパン屋へ買い物に行き、車から降りた際、いきなり後ろから、けん銃ようものを突きつけられ、車と所持品を渡すように言われました。
(2)現地職員は身の危険を感じたことから、抵抗せずにその場を離れたところ、男は強奪した車で立ち去り、現地職員にけがはありませんでした。
(3)現地職員によれば、同時間帯に同じ場所で、別の自動車強盗が発生しており、頭から血を流した被害者がいたということであり、強盗に抵抗して、怪我をしたものとも思われます。
4.注意事項
本事件は、在留邦人の皆様が多数居住する地区における自動車強盗です。
また、発生時間も、夜間ではなく、土曜日の午前7時頃ということですので本事件の発生を念頭に、買い物等で外出される際には、下記の事項も参考に、十分注意してください。
○駐車する際には、駐車場所に不審な人物がいないか注意し、なるべく、警察官や警備員の近くに駐車するようにする。
○早朝で、道路が混んでいないからといって安易に考えての行動はしない。(自動車強盗の場合、道路が混んでない時間帯の方が逃走に容易である。)
○強盗に遭遇した場合は絶対に抵抗しない。
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平成24年5月31日
安全情報No
10/2012
当館に対するに脅迫電話
(その2)
5月24日(木)から25日(金)、日本大使館に対する脅迫まがいの電話が頻繁にありましたので、安全情報No.11で皆様にお知らせするとともに、在留邦人の方々に対しても、誘拐、移動等に十分注意するようお願いしていました。本件について調査しましたが、下記の通り、当国で頻繁に起こっている詐欺まがいの電話である可能性が高いことがとりあえず判明しました。大使館としては、念のため、当分の間、引き続き用心して警戒を強化しているところです。当国の治安状況は引き続き不安定な状況にありますので、在留邦人の方々は下記情報もご参照頂き、引き続き、不審電話に対する対応や移動等の際には十分注意してくださるようお願い申し上げます。
記
1.発生日時
平成24年5月24日(木)午前11時55分ころから(脅迫電話は20分〜30分おきに)平成24年5月25日(金)午前9時ころまでの間
2.概況
(1)
5月24日(木)午前11時55分ころから、当館代表電話にコロンビアの武装集団であるアギラス・ネグラスを名乗る人間から、病院への寄付金等を支払わなければ、館員に対して危害を加える旨の脅迫(恐喝)を受けました。
(2)
この脅迫電話は、翌25日午前9時ころまで10回以上執拗に続きましたが、その後、かかってくることはなくなりました。
(3)
治安機関関係者からのアドバイスを総合すれば、
○
この類いの脅迫電話は企業、政府関係者等に限らず、一般家庭に対しても頻繁にかけられている。電話を受けた一部の人たちが怖くなって、金銭を振り込んでしまう。
○
こういった電話がかかってきた時には、当方の名前を名乗らず、まともに対応せず、すぐ電話を切る。
ということでした。
3 注意事項
(1)
在留邦人の皆様は、このように金銭を要求してくる詐欺まがいの脅迫、恐喝電話がかかってくる可能性があることを十分に認識してください。
(2)
電話に出る際は、相手が確実にわかっている場合を除いては、当方の個人情報(名前、住所、勤務先、生年月日、家族構成等)を絶対に言わないように注意し、通話の相手がわからない電話については無視して、すぐに電話を切るようにしてください。
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平成24年5月24日
安全情報No9/2012
当館に対するに脅迫電話
5月24日(木)、当館に対する脅迫まがいの電話がありました。現在調査中であり、今のところ、脅迫の真偽は判然としませんが、5月21日(月)に邦人企業関係者に対する自動車強盗(安全情報No.8参照)も発生していますので、在留邦人の方々は念のため、当分の間、移動等の際には十分注意してください。
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平成24年5月23日
安全情報No8/2012
邦人企業関係者に対するに強盗事件(自動車強盗)
5月21日(月)夜間,カラカス首都区チャカオ市内路上において、当地法人企業関係者が乗車している社用車がけん銃を所持した犯人グループに襲われ、社用車と現金等を強奪される事件が発生しました。下記情報をご参照頂き,注意をお願いいたします。
記
1.発生日時
平成24年5月21日(月)午後9時40分頃
2.発生場所
カラカス首都区チャカオ市内路上
3.状況
(1)午後9時40分ころ、当地邦人企業の現地職員(運転手)が社用車を運転し、チャカオ市内に居住の駐在員を自宅まで送り届けた後、社用車で単独帰宅中、同市内の路上で社用車の前方にいきなり車両が割り込んできて、さらに左右をバイクで挟まれ、バイクに乗った男2名から窓越しにけん銃を突きつけられ、車両から降りるように要求されました。
(2)現地職員は身の危険を感じたことから、運転席のドアを開けて車両から降りたところ、犯人グループは現地職員に金品を出すように要求し、所持品(財布、携帯電話等)と社用車を奪って、立ち去ったものです。
(3)現地職員にけがはありませんでした。
4.注意事項
本事件が邦人企業を狙った計画的な事件かどうかは、今のところ判明していません。
しかしながら、今後、計画的または偶発的に同様の強盗事件や誘拐事件等が発生する可能性は否めないことから、日頃から、以下のことに十分注意し、被害を未然に防ぐようお願いします。また、運転手等の現地職員に対しても指導をお願いします。
○ 日頃から、自宅、事務所の周辺の状況を把握し、不審な車(複数名の人間が乗車している)やバイクが駐車していないか等、必ず周囲の状況を確認する。
○ 可能な限りなるべく早く帰宅するようにし、危険と言われる地域には夜間は車でも通らないようにスケジュール等を調整する。
○ 前後を挟まれないように、前方車両と十分車間距離をとる。信号等で停車している前方車両が急にバックして挟まれる場合もある。
○ 通勤には、毎日同じ経路を通らないようにする。最低3パターンは決めておく。
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平成24年4月13日
安全情報No7/2012
大型スーパーマーケットにおけるけん銃発砲事件事件
4月10日午後9時頃,カラカス首都区チャカオ市サンタ・エドゥヴィス地区の大型スーパーマーケット駐車場において発砲事件が発生しました。下記情報をご参照頂き,注意をお願いいたします。
記
1.発生日時
平成24年4月10日(火)午後9時頃
2.発生場所
カラカス首都区チャカオ市サンタ・エドゥヴィス
大型スーパーマーケット GAMA 地下駐車場
3.状況
地下駐車場においてけん銃による発砲事件が発生しました。けん銃の弾丸は,駐車していた車に命中したほか,同駐車場から店舗へ通じるエスカレーターフロアーにあるガラス製扉にも命中しました。
4.注意事項
(1)同スーパーは過去にも,地上駐車場でけん銃を使用した強盗事件(邦人の方が被害)が発生しています。暗くなってからの買い物や駐車した車両への乗り降りは危険ですので,極力昼間帯に買い物に行くようにして下さい。
(2)昨年7月にも,午後7時頃,現場のスーパーから約500m離れた別のスーパーマーケット駐車場(パティオ)においてもけん銃を使用した誘拐未遂事件(邦人の方が被害)が発生しています。昼間帯及び夕刻であっても,駐車場に車を止める際は,店舗内から確認出来る場所若しくは警備員が常駐している場合は警備員の近くに駐車するよう心掛けて下さい。
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平成24年4月12日
安全情報No6/2012
当地コスタリカ大使館外交官誘拐事件
4月8日(日)夜,カラカス首都区スクレ市内で当地コスタリカ大使館外交官が誘拐される事件が発生しました。下記情報をご参照頂き,注意をお願いいたします。
記
1.発生日時
平成24年4月8日(日)午後9時頃から午後10時頃の間
2.発生場所
カラカス首都区スクレ市ラ・ウルビナ地区12番通 被害者自宅前路上
3.被害者
当地コスタリカ大使館 商務官59歳
4.状況
(1)被害者が単独で自家用車を運転し,自宅まで戻ってきたところ犯人に襲われ,被害者は犯人達が用意したトラックに乗せられ,被害者の自家用車ごと誘拐されました。
(2)10日午前2時頃,被害者はミランダ州チャラジャベ地区にあるコーヒーショップに助けを求め,駆けつけた警察官に無事保護されました。発見当時,被害者は後頭部に鋭利な物で殴打された挫傷がありましたが,命に別状はありません。
5.ベネズエラ政府公式発表
ベネズエラ政府は10日午後,エル・アイサミ内務司法大臣がCICPC幹部とともに記者会見に臨みましたが,その席で今回の事件について
○被害者側は,犯人側に対し身代金を支払っていない。
○家族と犯人のやりとりから,被害者はバジェ・デル・トゥイ地域のマンション(非公式情報では6階)に監禁されていた。
○犯人グループは,以前に国内の音楽グループのマネージャーを殺害した犯人と同じ犯人であり,逮捕は時間の問題である。とコメントしています。
6.注意事項
(1)誘拐事件の約72%は自宅若しくは勤務先周辺で発生しています。自宅が近づいたときは,付近や後方に不審な車両がいないか十分確認を行って下さい。
(2)夜間の単独の移動も危険です。やむを得ない場合を除き,夜間の外出は極力控えるようにして下さい。
(3)通勤や帰宅時には同じルートを通らず毎日変更したり,時間も最低でも数十分は変更するなど,行動をワンパターン化しないで下さい。
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平成24年3月12日
安全情報No5/2012
日系企業事務所における強盗事件
3月8日(木)昼間,カラカス首都区チャカオ市内にあります日系企業事務所に昼間,3人組の強盗が侵入し現金や貴金属等を強奪する事件が発生しました。下記情報をご参照頂き,注意をお願いいたします。
記
1.発生日時
平成24年3月8日(木)午後1時00分頃
2.発生場所
カラカス首都区チャカオ市内日系企業事務所
3.状況
(1)犯人達はビル1階の受付セキュリティーの目を盗み,ビル内に侵入し日系企業事務所のある階まで移動しました。
(2)同日系企業事務所入り口は二重扉構造ですが,犯人達はインターホン越しに封書のような物を提示し,あたかもメッセンジャーのように装いドアのロックを解除させ,事務所内に侵入しました。
(3)その後,犯人達は事務所保管の現金,パソコンを強奪し更に当時事務所にいた現地職員から現金や腕時計を強奪し逃走しました。
(4)事件当時,同事務所には現地職員のみで邦人駐在員の方に被害はありませんでした。
4.注意事項
(1)出来る限り,事務所入り口には常駐の警備員を配置するように努めてください。
(2)郵便物のみの受領については,入り口の扉を開閉することなく受領することが出来るよ う,可能であれば小さめの専用扉を設置するなど構造の変更を検討してください。
(3)昨年,別の日系企業に深夜泥棒が侵入する事件も発生しています。日系企業は,現金や
高性能のパソコン等を狙った犯罪者のターゲットとなる可能性がありますので,常に警戒心を持つように心掛けて下さい。
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平成24年3月9日
安全情報No4/2012
大統領選野党候補者遊説中の発砲事件
3月4日(日),10月7日に実施される予定の大統領選挙戦のカプリレス野党候補がカラカス首都区リベルタドール市内を遊説中,チャベス派支援者と思われる男性に発砲され,関係者等が負傷する事件が発生しました。下記情報をご参照頂き,注意をお願いいたします。
記
1.発生日時
平成24年3月4日(日)午前10時30分頃
2.2.発生場所
カラカス首都区リベルタドール市コティサ地区(セントロ北部地域)
3.状況
(1)カプリレス野党候補が当地区を遊説中,チャベス派住民とカプリレス派住民との間で乱闘騒ぎが勃発し,複数の人物による発砲事件が発生しました。
(2)カプリレス野党候補は,直ぐに警護の防弾車に乗り込みその場から離脱したため,同候補に危害は及びませんでしたが,同候補と共に遊説中であったイスマエル・ガルシア野党議員の子息が右腕に銃弾を受け負傷しました。
(3)報道によりますと,このほかに負傷者がもう1名(当地区の19歳の住民)いるとされている他,当地を取材中であった反政府系テレビ局グロボビシオンの取材クルーがけん銃を所持した男達に脅され,撮影機材を強奪されたようです。
(4)赤色のTシャツを着てけん銃を持ち歩いている男の写真が新聞に掲載されていますが,未だに犯人は逮捕されておらず,午前8時頃,同地区の住民幹部が彼らにけん銃と現金200ボリバルを手渡していたとの報道もあります。
4.注意事項
今後,10月の大統領選に向けて各地で選挙に関する遊説,キャンペーン,デモ等が数多く実施されると思いますが,付近に不用意に近寄らないようにして下さい。特に昨年8月以降,野党候補者が遊説中に何者かに襲撃される事件が14件発生していますが,その内4件はけん銃を使用した事件であると報じられています。
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平成24年1月31日
安全情報No.3/2012
日本大使館周辺において,ストリート・チルドレンと思われる若者が徘徊しています。下記の状況及び安全情報?bPを御参照頂き,御注意願います。
記
1.日時
平成24年1月22日(日)午前11時30分頃
2.場所
カラカス首都区チャカオ市カステジャーナ地区 日本大使館前ロータリー
3.不審者
10代後半の若者2名(身なりは中流、ただし、かなり手は汚れており真っ黒であった)
4.状況
(1)日本からの出張者の方が一人徒歩で日本大使館前のロータリーを歩いていたところ、上記若者2名が声をかけてきました。出張者の方はショッピングセンター(サン・イグナシオ)へ向かう予定でしたので、無視してロータリーから北方へ歩いていたところ、2名のうち1名が横に寄ってきて出張者の方の肩を掴むようにして行く手を遮るようにしながら金品を要求してきました。
(2)出張者の方は、サン・イグナシオへ向かうためAv.Los Chaguaramosを左折(西進)しましたが、その間も若者はずっと出張者の方の肩を組んだままの状態であり、更に、ズボンのポケットに手を入れてきたため、その手を振りほどこうとしましたが若者の態度は変わりませんでした。
(3)この間、出張者の方はすれ違ったり反対側の歩道にいた通行人に対し、「Help me!」と助けを呼びましたが、誰も助けようとはしてくれず、サン・イグナシオの手前まで来たとき、ようやく通りかかった車が異変に気づき若者に何か話しかけてきた際に、肩をつかまれていた手を振りほどいて走ってサン・イグナシオの中に逃げ込みました。逃げ込む際に後ろを振り返ったところ、若者はまだ声をかけてきた車の運転手と何やら話を続けていましたので、難を逃れたような状況です。
5.注意事項
先般の安全情報?bPでもご連絡しましたが、日本大使館周辺にストリート・チルドレンと思われる若者がたむろしています。また,夜にはホームレスが寝泊まりしている日もあります。彼らは,小銭欲しさに通行人に声をかけ現金等を要求していますが,今後2月のカーニバル休暇にかけて同様の行為を連続して行う可能性があります。従いまして,下記の注意事項を参考にして下さい。
(1)
昼夜を問わず単独徒歩での外出は極力避ける。
(2)
多額の現金を持ち歩かない。用心のために,少額の現金をズボン等のポケットに入れておく。
(3)
高価な装飾品や貴金属を身につけて歩かない。
(4)
抵抗することは危険ですが,目の前に店舗等があり逃げ込むことが可能な場合は,状況を見て助けを求める。当国では通行人等に声をかけても助けてくれない場合が多いです。
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平成24年1月24日
安全情報No2/2012
けん銃使用による邦人企業駐在員誘拐被害事件
1月16日,カラカス首都区バルータ市高速道路入口付近において,当地邦人企業駐在員2名が乗車している社用車がけん銃を所持した犯人グループに襲われ,同駐在員が乗ったまま連れ去られる事件が発生しました。下記の状況を御参照頂き,御注意願います。
記
1.発生日時
平成24年1月16日午後9時頃
2.発生場所
カラカス首都区バルータ市ラス・メルセデス地区高速道路入口付近
3.状況
(1)午後9時頃バルータ市ラス・メルセデス地区のレストラン(Herford
Grill)で食事を終え、帰宅途中の高速道路入口で不審な車2台に同企業社用車(トヨタ カムリ 防弾車)の前後を挟まれました。前方で急に停車した車より覆面をした犯人4名が車から降り、内2人がいきなり運転手側の窓に向け、けん銃を10発程発砲、同社用車の天井を数回殴打し、降車するよう要求されました。
(2)身の危険を感じた同運転手は自ら運転手席のドアを開けたところ、犯人に車外へ引きずり出され銃器で頭部を数回殴打され、犯人の車に乗せられました。また、同社用車には別の犯人2名が乗り込み、駐在員2名を乗せたままカラカス首都区セントロ地区方面へ向かいました。途中、犯人2名から要求され駐在員から被害品である現金3,500BSを渡しましたがそのままセントロ地区方面へ犯人の車及び社用車の2台で連行されました。
(3)午後9時30分頃、同セントロ地区の民家駐車場で駐在員は犯人の車(シボレー社のピックアップトラック)に乗り換え後、同乗していた犯人のリーダー格の人物から「誘拐」である事を伝えられ米貨35万ドルの要求があり別の場所へ犯人の車で移動しました。
(4)移動中、犯人達は中国人の麻薬組織関係者と同被害者達を混同しているとの言動があり、被害者が日本人だとわかると、今度は「日本円を出せ」と要求してきましたが、最終的には犯人達より「自分たちは警察官だ。我々は中国人の麻薬関係の人間を探していたが誘拐する相手を間違えた。申し訳ない。」と伝えられ、セントロ地区の別の場所で駐在員を解放しました。社用車も別の犯人によって既に解放場所に移動されていました。この「自分たちは警察官」、「中国人麻薬組織関係者」という犯人の発言の真意は不明であり、単なる言い訳の可能性も多分にあり、また計画性があったかどうかも今のところ不明です。なお、犯人は現金以外の所持品(携帯電話、クレジットカード等)には関心を示さなかったとのことです。
(5)なお、同被害車両の数台後方には同社の別の社用車が走行中でありましたが、事件には気がつかなかったようです。本被害者の駐在員によると犯人は20歳代のベネズエラ人の様相であり、全部で6〜7名いたと思われるとのことです。本件被害者の運転手の証言によると事件発生時、高速道路の後方は車が渋滞しており、皆本事件を車から降りて見ていたとのことです。
4.注意事項
本事件は本当に邦人企業関係者を狙った犯行ではなかったのかどうかも含め不明な点がありますが、今後も在留邦人が計画的、あるいは偶発的にかかわらずターゲットになる可能性がありますので、日頃から自宅、職場、レストラン等周辺の状況について以下の事項に十分注意するよう心がけてください。特に、このところ、在留邦人の被害が急増しておりますので、くれぐれも用心して行動するようお願いします。
○
レストラン利用時、出勤時及び帰宅時、自宅周辺に人が数名乗車した状態の車が止まっていないか。
(帰宅時間は決まっていませんが,出勤時間はたいていの人は毎日同じ時間です。そのため,行動確認を行う場合,朝の出勤時が狙われる可能性があります。)
○ 道が空いているからと言って,人通りの少ない道は通行しない。
○ 出来れば,毎日同じ車両を使用しない。ランダムに社用車を交換する。
○ 通勤には同じ経路を通らない。最低3ルートほど決めておく。
○車に乗り込む際は、必ず周囲の状況を確認する。
○可能な範囲でなるべくはやく帰宅する。夜は外出しない。危険と言われる地域は通らない。
○前後を挟まれないように、前方車両と十分車間距離をとる。
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平成24年1月24日
安全情報No1/2012
日本大使館周辺において,ストリート・チルドレンと思われる若者が徘徊しています。下記の状況を御参照頂き,御注意願います。
記
1.日時
平成23年12月中旬から平成24年1月にかけて
2.場所
カラカス首都区チャカオ市カステジャーナ地区(当館事務所周辺)
3.不審者
黒人系の若い男(3名)
4.状況
(1)平成23年12月14日午後6時50分頃,邦人男性が単独で日本大使館前路上を歩いていたところ,黒人系の若い男3名が近づき,「カネを出せ」と邦人男性の肩を掴みながら要求してきました。邦人男性が腕を振り払ったところ,若い男は邦人男性の腕を殴ってきたため,邦人男性は目の前のファーストフード店に逃げ込んだところ,男達は逃走しました。
(2)平成23年12月クリスマス直前の日午後7時30分頃,邦人男性が単独でカステジャーナ地区にあるアイスクリームショップ「4D」前路上を歩いていたところ,黒人系の若い男3名が近づき,「札を出せ」と声をかけてきました。邦人男性は,そのまま無視して小走りで立ち去ったところ,男達は追ってこなかったため難を逃れました。
(3)平成24年1月3日午前11時頃,邦人男性が単独で上記1.(2)と同じ場所を歩いていたところ,黒人系の若者3名が近づき「チノ・チノ」と声をかけてきながら行く手を塞いできました。今回は,金品等の要求はなく,単にちょっかいをかけてきたような状況でした。
5.注意事項
最近,日本大使館周辺にストリート・チルドレンと思われる若者がたむろしています。また,夜にはホームレスが寝泊まりしている日もあります。彼らは,小銭欲しさに通行人に声をかけ現金等を要求していますが,年末年始から2月のカーニバル休暇にかけて同様の行為を連続して行う可能性があります。従いまして,下記の注意事項を参考にして下さい。
(1)
夕方から夜間にかけて不用の外出は控える。特に単独での外出は避ける。
(2)
多額の現金を持ち歩かない。用心のために,少額の現金をズボン等のポケットに入れておく。
(3)
高価な装飾品や貴金属を身につけて歩かない。
(4)
抵抗することは危険ですが,目の前に店舗等があり逃げ込むことが可能な場合は,状況を見て助けを求める。
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